第1回大会

1999 年 9 月 1 日 コメントはありません

第1回大会 1995年(平成7年)9月5日 参加校 4校
タイトルおよび発表内容要旨 (入賞者を除き発表者氏名50音順)
※氏名・所属・学年は発表当時

優勝:黒田 俊太郎, 東京歯科大学, 5年生

口腔粘膜診断支援プログラムの作成 舌編

口腔粘膜疾患には類似した症状を示す疾患も多く正しい診断は困難である。そこで我々は画像をべ一スとした診断プログラムを作成した。プログラムは入 力部、解析部、検索部からなり、以下のように機能する。まず入力部で患者の症状に類似した舌の写真を選択した後、患者に該当する症状を与えられた選択肢か ら選択し入力する。そのデータが解析部で病名毎に得点化され、病名の候補が得点の高いものから列挙される。これらの疾患についての詳細情報は、検索部で検 索し写真つきで表示可能である。このようにデータはリンクされ総合的に診断を支援する。本プログラムは確定診断ではなく、様々な選択肢を提供するものであ る。確定診断にはさらなる精査が必要なことは言うまでもないが、本システムによって選択肢や惰報が示されることの意義は少なくないであろう。

準優勝:河野 智子, 日本歯科大学歯学部, 5年生

無歯科医村における歯科衛生活動

無歯科医村の小中学・児童、生徒を対象としたプラークコントロール指導を中心とした歯科健康教育による口腔衛生意識、行動の変容とそれに伴う口腔状 態の変化を調査・考察した。その結果、顕著な意識、行動の変容がみられ、口腔状態も大幅に改善された。これは21世紀に向けた歯科健康教育の在り方を示し た結果と言える。

君 賢司, 日本歯科大学新潟歯学部, 4年生

我が校におけるマクロとミクロの情報の結合による臨床病理学的診断システムの紹介

我々は本学の歯学生(但し、私は4年生)の立場でカリキュラムの課外活動において、病理・口腔病理学教室のメンバーに参加し、研究指導を受けていま す。本学の病理・口腔病理学教室は中央臨床検査科を併任し、附属病院内の臨床各科(附属病院歯科と附属医科病院)や院外から病理診断の依頼を受けていま す。本大会では、担当医と病理医の連携のもとにマクロ所見(マクロ的画像惰報)とミクロ所見(ミクロ的画像情報)の結合による病理診断システム(関係者の 作業行動を含む)ならびに本学に於ける最終的診断のための病理医の役割を紹介致します。

南 清隆, 岩手医科大学歯学部, 6年生

NiTi合金製ファイルの器械的性質

近年、NiTi合金の耐蝕性、超弾性および超塑性などの特性を活かした根管拡大用器具が開発された。演者らは、NiTi合金製ファイルの組成分析、ビッカース硬度およびISO規格に準じた器械的性質の測定を行ない、SEMにて各試料の破断状態を観察した。
[結果]
1. NiTi製ファイルはISO規格を満たしていた。
2. 曲げトルク、破断トルク、ビッカース硬度の値はステンレススチール製リーマーに比べ有意に小さかった。
3. 破断角度の値は一定の傾向を示していなかった。
4. ディンプルおよび逆ねじれの発生状態はステンレススチール製リーマーと比べ、違いが観察された。

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